角膜移植とアイバンクの啓発、普及のために
昭和40年4月19日に設立された、非営利の公益法人です。
角膜とは、目の最も前のいわゆる茶目の前にある、透明な膜です。厚さは中央部で約0.5mm、周辺部の白目に近いところで0.7mm程度で、直径は11~12mmです。 目に入った光の焦点を合わせるための屈折は、水晶体(レンズ)で行っていると思われがちですが、目の屈折力の多くはこの角膜の部分で行われています。したがって、ごくわずかな変形や混濁が視力には非常に大きく影響してしまいます。
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献眼とは
人生の最期にしかできないことがあります。
それは、ご自身の角膜をどなたかに提供する、献眼です。
献眼とは、目の不自由な方に、眼球を提供することです。私たちは、光を取り込む角膜、ピント調整をする水晶体、色や光の強さを電気的な刺激に変え脳に伝える網膜・視神経のすべてが機能して、モノを見ることができます。この中で、角膜にのみ病気をお持ちの方は、角膜移植によって光を取り戻せる可能性があります。角膜移植は、善意の献眼があってはじめて成り立つものです。角膜は160年から180年間機能すると言われており、ご提供に際し年齢制限はございません。アイバンクでは、ご提供いただいた角膜を適正に評価し、公平・公正に、待機患者様にお届けしております。 両眼のご提供をいただいた場合には、お二人の患者様に移植されます。献眼後には、いくつかの検査が必要です。血液の検査、角膜の検査をさせていただきます。場合によっては、すぐに移植に用いることが出来ないこともございます。ご献眼にあたっては、生前の献眼登録がなくても、ご家族が承諾することで、お受けすることが可能です。
(上記の文章は東京歯科大学市川総合病院 角膜センター・アイバンクホームページより事前許可を得て引用しています)
献眼に関するQ&A
Q.白内障の手術を受けましたが
それでも提供は可能ですか?
Q.子供など、特定の人に提供することはできますか?
(東京歯科大学市川総合病院 角膜センター・アイバンクのページへジャンプします)